月明かりに照らされて、べジータとブルマのシルエットが柔らかく浮かび上がる。
そのシルエットは重なり合い、そして離れ、またひとつになる。

チェックメイト

番外編


ブルマはべジータの重みを自分の身体に受けながら、深く感動していた。
べジータへの愛しさとは別に、宇宙人のべジータの生殖行為というものに興味があったからだ。

しかし、べジータは地球人となんら変わりがなかった。
その時はそう思っていたのだが・・・

べジータはブルマの唇を吸った。
ブルマもそれに答え、舌をべジータの中に侵入させ深く絡ませた。
そしてべジータの首に回していた腕を、さらにきつく引き寄せた。

べジータはブルマから身体を離すと、自分の服を脱ぎ捨てた。
べジータは裸になることに、なんのためらいもない。

ブルマは、べジータの小柄だが、バランスの良い身体に見とれた。
べジータの身体にはひとつとして、無駄がない。
まるで、全てを計算されつくして創られた美術品のようだ。
(きれい・・・)
ブルマの頬に一筋の涙が流れた。

「何故、泣く?」
べジータはブルマの突然の涙に、いぶかしげな顔をする。
「貴様の思い通りになったんだ。それは嬉し涙か?」
ブルマはべジータにいわれ、初めて自分が泣いていることに気づいた。
「そうね・・・そうかもしれないわ」
べジータの美しさに感動したなどと言っても、べジータには理解できないかもしれない。
ブルマは適当に誤魔化した。

べジータはブルマに再び近づくと、うつ伏せにし、ブルマの白い背中を自分の身体で覆った。
そしてブルマの両腕を固定し、腰を突き出させると、自分自身をブルマの中にねじ込もうとした。

「痛っ!」
ブルマは悲鳴をあげ、腰を引いた。
「ダメ!べジータ!・・・まだ痛い、みたい・・・」
ブルマは顔だけをべジータに向けた。
痛いといわれても、べジータにはどうしてよいのか判らない。
今までは相手の都合、いや人格すらも考えたことがなかったので、
泣こうがわめこうがべジータにはなんの意味ももたない。
行為の後には、どうせ殺すもの、という認識しかなかったのだ。

しかし、ブルマは違う。
不本意ながらべジータの中では、特別な感情を持っている相手だ。
「オレにどうしろというんだ?」

「え?」
いくら積極的なブルマといえ、それを女の口からいうのはためらわれた。
「どうしろって・・・」
ブルマは身を起こし、べジータの膝の上に顔を埋めた。
そして、べジータ自身を軽く口に含む。
「!!!おい!!貴様・・・何をする」
べジータはブルマの行動に戸惑いを覚えながら、突き抜ける快感に、そこから逃げることができなかった。
(くそ、この女・・・)
ブルマはべジータを喉の奥まで入れ、敏感な場所を舌で舐める。
「く!」
べジータはブルマの肩を押しやり、ブルマを床の上に寝かせた。
「随分なことをしてくれるじゃないか・・・」
べジータはブルマの両肢を高くかかげ、中心に舌を侵入させた。
「なるほど・・・貴様はこうしてほしかったのか」
べジータは意地の悪い笑みを浮かべ、ブルマがべジータにしたように、ブルマの反応する部分を舌で擦る。
ピクンとブルマの身体が反応を示す。
「くくく。ここか・・・」
べジータはその部分を唇と舌を使い、丁寧に触れていく。
「あ・・・ん」
ブルマの背中が弓なりに仰け反る。
普段は勝気なブルマが、これほどまでに無防備になることがべジータには不思議でもあり、また征服感を満たすものだとは思わなかった。
「どうした?普段はぎゃーぎゃーとうるさいくせに、随分とおとなしいじゃないか・・・」
べジータはブルマの両肢を解放すると、今度は柔らかい胸を遊ぶように揉んだ。
「フン。貴様、いつもあの地球人とこんな事をして、楽しんでいやがったのか」
べジータはブルマの敏感になった先端を軽くつまんだ。
「あぁ!」
「何故、オレに抱かれたいと思った?」
べジータはその場所を執拗に責めながら、片方の手をブルマの潤っている部分に触れた。
中指を突きたて、べジータ自身を待ち焦がれる、その熱を帯びた部分に押し込んだ。
べジータのごつごつとした指の節々が、ブルマの中で意地悪く蠢く。
「はぁ・・・、あ、あんたが・・・好きだから・・・」
べジータはニヤリと笑い、指を引き抜いた。
「オレが欲しいか?」
べジータはブルマの顔を覗き込んだ。
ブルマは拗ねたように顔を背けた。
「そうか、じゃあ、あの地球人のクズ男にしてもらえ」
べジータはひょいとブルマを突き放した。
「あ!いやよ!べジータ」
ブルマはべジータの首を掴む。
「あんたじゃないと・・・意味がないの・・・だから、べジータ」
ブルマはしっとりと熱を帯びた身体を、べジータに密着させた。
「して・・・よ」
べジータは満足そうに、ブルマの膝を割り、その部分に自分の先端を押し付けた。
先ほどとは違い、すぐにでもべジータを飲み込みそうに、そこは熱く潤っている。

べジータが腰を沈めると、ブルマは弾かれたように仰け反った。
べジータの指とは比べものにならないほどの痺れと衝撃に、ブルマは気を保つことが精一杯だった。
「あ、まって・・・あ!乱暴にしないで!」
べジータは腰を引き、そして打ち付けた。。
その動きを何度か繰り返すたびに、ブルマから喘ぎ声が漏れる。
「はぁっ・・・・あっ・・・」
べジータもブルマに引きずり込まれそうな感覚に耐えながら、腰を動かす。
(この女・・・なんてカラダをしてやがる!)
頭の中が弾けたと同時に、ブルマの中に気を放出した。

「べジータ・・・」
ブルマはべジータのつんつんとした髪を撫でた。
「ここじゃ、風邪をひくわ。ベッドにいきましょ」
ブルマがべジータから離れようとすると、べジータがそれを押さえた。
「まだ、だ」
「え?!」
べジータは再び、回復したものをブルマの中に埋め込んだ。
「あっ!ちょっと!あっ・・・べジータぁ」



それから3日ほど、2人はその部屋から出ることなく、抱き合うことを繰り返した。
べジータも、これほどまでにブルマに溺れるとは思ってもみなかった。

「べジータ、トレーニングはいいの?」
「フン。超サイヤ人になったからな。今日からは、いつもより倍の重力でやってやるさ」
「それから、トレーニングの後は貴様を抱く」
べジータはベッドに横たわるブルマの髪をすくい、キスをした。





あとがき
本当に18禁だけになっちゃいました(泣)

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